麦漆(むぎうるし)
接着をするための漆です。
木工で木と木の接着に使ったり、陶器の割れを接着したり、…江戸時代の庭造りの指南書によると、割れた庭石を接着するのにも使われたようです。
近年の仏像修理でも、エポキシ系の樹脂に並んで、よく使われている接着剤です。
(※制作時には古い仏像は基本的に麦漆でなく、膠で接着されていることが多いようです。)
接着には非常に時間がかかりますが、(10日〜15日)一度乾けば、これ以上に強固な接着剤はないと思います。
接着剤の耐用年数について…
正確なところは分かりませんが…数百年以上はいくでしょう。
膠ではせいぜい100年ぐらいかな…(虫に食べられたりします。)
他の科学系接着剤はまだ、歴史が浅くて耐用年数は不明です。