化粧直しに忙しい…首長族の女性の方々
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化粧直しに忙しい…首長族の女性の方々   (2005.6.07)

―…首長族、美人投票―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―

…以前、書いたように、チェンマイにはそんなに見るべき、寺院がたくさんある わけではないんですね。
幾つかはあるんですが…寺院や仏像に興味があるんなら、スコータイとかアユタ ヤの方が100倍は満足できます。

では、なぜ、多くの観光客が訪れるかというと…
ここが首長族を始め、いろいろな部族の村を訪れる基点となるからです。
よく、トレッキングとか言われるやつがそれです。

日帰りから、2泊ぐらいするようなものまでいろいろあります。


お決まりのコースとしては、車で山まで行って、5〜6時間ぐらい歩く。 それで、部族の村に泊めてもらう。
帰りはイカダで下ってくる…というのが定番のコースのようです。


僕らは、歩くのはいやなので、直接、村まで車で行ってしまいました。
片道4〜5時間の道でしたが…完璧に舗装されていましたね。
行った村は首長族で有名なメーホーンソーン村だったのですが、村の中まできっ ちり舗装されてました(笑い)

山の中を歩く意味ないじゃん!

まぁ、それはいいのですが、その村の奥の方にある意味、観光用の村がありまし た。
完全に観光用だと思います。
ガイドさんはここに住んでる!と言い張っていましたが…
なんか、生活臭がないっていうか…綺麗過ぎるって言うか。
近くの村から、ここに仕事にきてるっていう感じでした。


しかも、そこにいる首長族の人たちが、おかしいことにみんな美人なんですよ!
んで、みんな化粧直しとかやってるんです。


観光客はそんな彼女たちと、一緒に記念写真を撮るわけですね。
どの子と一緒にとろうか?

…う〜ん、美人投票じゃないんだから!!
みたいな気分になります。

多分、彼女らも晩、仕事が終わったら、私は何人に写真とられたのよ!
いや、私なんか、もっと多い!!

…とかいう会話をしているのが想像できて、可笑しかった。


しかも、村には若い女の子と子供しかいないんですよ。
老人と、男は一人もいなかった…それも別の意味で可笑しい。


他にも、アカ族、ラフ族 モン族…なんかを見てきました。

でもねぇ、意地の悪い見方をすると、人間動物園って感じで、シュールでした。

ガイドに聞いたら、こういう村に訪れるときは政府に20%程度の税金を払わ なくてはならないとかいってました。
まぁ、それはツアー代の中に入っているわけですが…なんか、観光資源そのも のですね。

首長族に関していえば、学校に上がるときがひとつの分かれ目のようです。
そこで、あの独特のワッカをつけない子も増えてきているし、都市部に出てい く子も多いしということで、いずれ、いなくなるかもしれないですね。
首長族だけど、ワッカはつけてない…みたいな感じになっていくのかもしれま せん。









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