あなたは今、何か、苦しいことありますか？
病気、人間関係、仕事…
僕はアトピーを持ってるので、コレが一番つらいですね。
釈迦が出家したのは人生に対する疑問「生老病死」
に対する答えを見つけるためでした。
病気って言うのはそのぐらい大きな苦しみの一つなんですよ。
もし、あなたが病気を癒す力…神通力を持っていたなら、神になれます。
キリスト教の中でも、イエスは何人もの病気の人を癒しました。
癒しの力は神の力でした。
ああ、癒されたい！とちょっとでも思ったあなた！
僕も癒されたいです。
自分の病気が治るんだったら、もう、１００万でも２００万でも使っちゃ
います。この苦しみから、逃れたい。
アトピー程度の僕でも思うんですから、生き死にに関わる病気を持つ人は なおさらでしょうね。
怪しい宗教がはびこるのも、この辺に理由があります。
みんな、とにかく、病気から癒されたい！
治るんだったら、何でもする！
煩悩なんですが、どうしようもない。だって生きているですもの。
さて、
薬師如来は
そんな、煩悩な僕たちの病気を癒すため「東方浄瑠璃世界病院」
よりやってきた【病院長】とでもいうべき存在です。
「東方浄瑠璃世界」っているのは極楽の一種で、たとえば
阿弥陀如来の「西方極楽浄土」が有名ですが、如来は各自、自分の世界を
経営してるんですよ。
だから、「薬師如来」は「東方浄瑠璃世界」の経営者であるわけです。
しかも薬師如来の「薬師」はサンスクリットで
「バイシャジヤ・グル」といい、意味でいえばそのまま「医師」になりま
す。
直訳すると、医者如来！
効き目ありそうですね。
しかも、手には薬壺を握りしめています。
やる気満々です。
気分的には未開地や戦争地域での医療ボランティアに近いです。
いま、そういった場所で医療に従事している方々…。
彼らは、まさに生きた薬師如来です。
さらに、薬師如来は、研修医として
「日光菩薩・月光菩薩」をつれて歩きます。
名前の由来は…昼夜を問わず、病で苦しむ人々を見逃さないようにする
菩薩です。
そして、薬師、日光、月光を守る武力集団十二神将！
戦場だろうが、未開地だろうが、猿の惑星だろうが…十二神将ががっち
りガード！
医療スタッフには手出しさせ〜ん！
まさに、最高最強の医療集団！
NGO組織のようですね…何となく。
【薬師如来はどれだ！ 】
薬師如来はだ〜れ？
と、迷うことはほとんどありません。
なぜなら、
…薬壺を持っているからです。
手に、何か持っている如来は、薬師如来だけです。
たまに、薬壺を無くした薬師如来もいますが…。
地球での、医療活動に刀折れ、矢つきる…と言う状態でしょうか？
【浄璃光浄土とは？ 】
極楽浄土は聞いたことがあるけど、瑠璃光浄土は知らないなぁ…という
あなた。
そんなあなたのために、瑠璃光浄土の軽い観光案内。
経営者 …薬師如来
経営方針… ほとんど極楽浄土と同じ
悪人がいないかったり、苦しみがないという点では西方極楽浄土と同じ
ですが、なんと言っても、地面には瑠璃（宝石の一種）が敷き詰められ
ています！しかも道は黄金製！
そんなわけで、
光り物が好きな人、黄金が好きな人は瑠璃光浄土がお薦めです。
【眷属】
研修医として日光菩薩、月光菩薩
一説には、この日光・月光菩薩は薬師如来の息子であるとも言います。
ボディーガードとして十二神将
